テレビがない家で子育てしています

テレビなし生活数年の我が家に、待望の男子が舞い降りました。日記代わりに日々を綴ります。

「バーフバリ 王の凱旋」絶叫上映@新宿ピカデリー2/9に行った話、その1

今回は子ども関係ありませんw

ヨメにOK貰って、

ひとりで見に行った映画の話です。

 

今密かな盛り上がりを見せている

「バーフバリ 王の凱旋」

見に行った方も結構多いと思います。

2017年末に上映開始されていますが、

2月中旬現在、上映継続する映画館が

まだまだあるという

インド映画にしては異例の作品です。

 http://baahubali-movie.com/sp/

 

インド映画といえば、

ムトゥ 踊るマハラジャ」などの

・主人公がヒゲのおじさん

・衣装やセットが派手

・大人数で突如陽気に歌い踊り出す

といったイメージが強いですが、

最近はそういった従来のイメージと違う

ヒット作も見られるようになってきました。

 

ムトゥ 踊るマハラジャ[Blu-ray]

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今回見に行った

「バーフバリ 王の凱旋」は

架空の王国を舞台に展開される

親子3代にわたる復讐譚を軸に

戦士バーフバリの活躍を描いた物語です。

インド映画らしい多数のエキストラや

派手なセットはもちろん、

最新のVFX技術もふんだんに駆使して

壮大な神話的世界を構築しており、

私的にはかなり満足度の高い作品でした。

レッドクリフ」や「300」

「マッドマックス 怒りのデスロード」

などのアクション大作や、

古くは「ベン・ハー」や

スパルタカス」といった

歴史スペクタクルが好きな方、

それに加えて、黒澤明監督の

七人の侍」「用心棒」などの

娯楽作品が好きな方にも

強くオススメしたい作品ですね。

 

特に気に入った部分は、

「人間ドラマがしっかりしている」

ところでしょうか。

映画に限らずですが、

最近の創作物にままありがちな

「ストーリーを優先するあまり、

登場人物の思考が意味不明だったり、

理解不能なトンチキ行動をとる」

みたいな部分があると、

「それはないわ〜」と

脳内ツッコミが発動してしまい

シリアスな物語であるほど

話が一気にウソくさく感じるのですが

バーフバリに関しては、シンプルながら

登場人物の設定がしっかりしていて

理解可能な思考や言動を取るので

安心して物語へ入り込めます。

その代わり、演出や視覚効果は

オーバー過ぎるくらいですが

それも見慣れてくると、

「インドの神話を下敷きにした話だし、

神さまならこのくらい当たり前」

などとよくわからない脳内補正がかかって

有難くも楽しく観られますw

 

そして特筆すべきは、

やはり主人公のカッコよさでしょうか。

まるで冗談みたいな完璧キャラで、

強く賢くカリスマ性の塊なのですが

それだけでなく、

「王族は率先して民を守る義務がある」

という揺るぎない思いの持ち主で、

それゆえに民に愛され、

そして悲劇に見舞われる。

「人の上に立つものは、

皆を導き、守る存在であるべきだ」

というメッセージは、

多くの人が楽しめる娯楽作品だからこそ

作品に強い軸を与え、

説得力を増すように感じられます。

 

というわけで、気になった方はぜひ!

すでに1作目「バーフバリ 伝説誕生」は

DVD販売中でレンタルもあります。

Amazonビデオにも入ってますね〜。

こちらを見て、続きが気になった方は

劇場の大画面で上映されているうちに

ぜひ見に行ってください(^^)

ちなみに時間のない方は、

「前回までのあらすじ」が本編前に

上映される親切設計になっているので

そこをしっかり抑えれば大丈夫。

 

ああ、絶叫上映の話ができていない。。

その話はまた次回にw

 

バーフバリ 伝説誕生 [Blu-ray]

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