テレビがない家で子育てしています

テレビなし生活数年の我が家に、待望の男子が舞い降りました。日記代わりに日々を綴ります。

自宅からテレビがなくなった経緯を振り返ってみる、その3

いかにしてテレビが不要になったのか、
という話がさらに続きます。
 

 

つまり、我が家からテレビがなくなったのは、

自然派育児を目指している、とか

シュタイナー教育をしたいなぁ、といったような理由で

あえて子どものためにしているのではなく、

単純に日常生活で不要になったから、です。

 

なので、

「子育てのために、そんなに我慢しなくても」

とか

「子どもの成長に、テレビも必要では」

など

ご意見を受ける場合もありますが、

限りある人生の時間を

なるべく有意義に活用するためには、

テレビはむしろもったいない時間の

使い方かな?と感じるのです。

1日数時間テレビ鑑賞に費やしても、

多分ほとんどの内容が

記憶に残っていないと思います。

ニュースやドキュメンタリーなど、

考えさせる内容の番組にしても

やはり同様ではないでしょうか。

少なくとも、私はそうでした。

 

それよりも、同じ時間を

・子どもや家族と過ごし、話し合う時間を持つ

・自宅で質の良い食事を作り、団欒の時間をとって食べる

・名著、良書を読む

・名作映画など、良質な映像作品を見る

・ニュースで気になったトピックについて、

本やネットで深掘りしてみる

・音楽や美術、演劇など、上質な芸術に触れる機会を持つ

・軽くでいいので運動をする

・自分が楽しめる趣味に没頭する

・生活範囲以外に遠出してみる

(半日程度のプチ旅行など)

・友人との有意義な会話の時間を持つ

・自分の考えをまとめる時間にする

・早寝早起きを心がける

などに使ったら、

きっと毎日がより楽しく、

味わい深くなると思います。

 

「普段忙しく仕事をしているのだから無理〜」(男性Ver)

「普段忙しく家事をしているのだから無理〜」(女性Ver)

なんて声が聞こえてきそうですが。。

「垂れ流しで一方的に与えられている情報を

ちょっと脇にのけておいて、

自分で調べ、自分の頭で考え、

自分の体で実践し、検証する」

という姿勢や工夫が

大事なのではないでしょうか。

 

もちろん私も

全部出来ている訳ではないですが、

テレビの代わりに上記のような事を

心がけるようになってからは

かなり人生の満足度が増したように感じます。

単純にテレビを見ず早く寝るだけでも、

少なくとも健康にはいいと思います。

(経験として、早起きより早寝の方が困難だと思うので)

そして、そういう姿勢を子どもにも

教えていけたらいいな、と

考えているのです。

とはいえ、どこまで出来るかわかりませんが

人の生活は多くの部分が習慣なので

そもそも家になければ

見る習慣もつかないのではないかと

単純に考えています、今は。

 

次は、あんなに好きだったゲームを

やらなくなった経緯でも書こうかな。。

 

 

モモ (岩波少年文庫(127))

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